立秋

梅雨のような、否、熱帯のような雨降り明けの今日は『立秋』です。
そうね、残暑お見舞いなのね。
残暑と呼ぶにふさわしい熱暑です。
熱中症にはお気をつけください。

『立秋』というと、なぜか『風立ちぬ』とつながる不思議。

『風立ちぬ、いざ生きめやも』
堀辰雄のフランスの詩人バレリーの詩の訳で有名ですが、どうもこれって誤訳らしい説があります。
堀辰雄の訳だと「風が起きた、生きようか？いや死のう」となってしまうとかならないとか。
でも、高校の国語の先生は「風が起きた、生きねばならない」と教えてくれました。
こちらの説を支持したいです。
小説風立ちぬというとサナトリウムです。
サナトリウムという言葉を見かけることがすっかりなくなりましたが、「療養所」にサナトリウムとルビをふりたいです。

とまあ、暑さに沸いた頭でつらつらこんなことを考える今日です。
このところ、午後になると微熱（というには高いのですが）が出て、ああ体に熱がたまってるんだな、と思います。

ふと思いついたネタ……

暑くて暑くて、夏休みに子供で賑わう図書館で打ち水したりして、少しは涼の提供をってするんだけど、子供たちはそんなちょっとの水じゃ満足しなくて、芝生 の水撒き蛇口を全開にしちゃって水浸し。
まあ戸外なので、図書館員も隊員もあらあらでも涼しそうねえ、なんて眺めてるんだけど、真っ青になって駆け出す堂 上教官。走る先には当然郁ちゃん。
だって、郁ちゃんたら子供たちに水かけられてびちょびちょになってるんだもん。いや、かけられてるっていうか、かけて るっていうか。
すっかり童心に返って水遊びを楽しむ郁ちゃん。
でもって、本日のお洋服は綺麗めシャツスーツです。
濡れたら、そりゃ、透けるわね。近頃お しゃれになった郁ちゃんは下着もおしゃれさん。乾いているときは透けにくいシャツでも、濡れたらひとたまりもありません。
生足ほどの威力はなくてもそこは それ。堂上教官の怒声が響き渡ります、くすくす。