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図書館戦争に愛を込めて☆熱く語らせていただきます。堂郁、手柴中心二次創作サイトです。
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状況一二「図書館ハ誰ガタメニ」

どうなるんだろう、どうなるんだろう…
といろいろな場面を想定して、ある意味覚悟を決めて見ました。

アニメ感想は書かないって言ってましたが、書いちゃいました。
書きたくなるくらい、よかったし思うところもたくさんありました。

ネタばれも独断と偏見の所見も含まれますので、どちらも許せるという方だけで、お願いします。


ここから先反転してあります。
ネタばれ、独断と偏見の感想がありますので、ご自分の責任でお読みください。


今回も語りなしでオープニングです。
シリーズ12話、すべて同じオープニングでしたね。
今放映されてるアニメって、差込部分があって、毎回変わるものが多いんですが、図書館戦争は一貫してました。
冒頭の語りがそれに当たっていたのでしょうが、最後二話にはそれがなかったのがすこし寂しい。

武蔵境総合病院、すぐ近くの病院ですね。
堂上教官、大やけどか被弾かと思っていましたが、特に外傷はなく、ショック性の、うーん記憶喪失ともちょっと違うんですが、考えることも思い出すことも行動することも、すべて拒否状態になってしまっていました。
郁が呼びかけても無反応。
後ろで見守る、緒方、小牧、手塚も辛いよね。

玄田隊長の意識も戻っていない状態…
ここで、手塚ネガティブさと郁のポジティブさが出ます。
「もし、ふたりとも…」と考える手塚と「大丈夫だよ、ちょっと時間かかってるだけだから」と言う郁。
状況○二の屋上でも会話を思い出させますね。
気丈に振舞う郁に成長を感じました。

メディア良化隊に犠牲者が出たことで、世論の批判は図書館隊に集中します。
メディア良化推進派にしたら、絶好のチャンスだもん、見逃すはずがない。
めちゃくちゃ叩くに決まってる。
で、ここでも、今までの郁だったら、テレビに向かって「バカヤロウ」と叫んでると思うんだよね。
騒いで地団太踏んで…
でも、それを怒鳴って怒ってくれる、宥めて抑えてくれる堂上教官不在なのがわかるから、ぐっと拳握り締めて耐えたんだよね…

こういう場面、作られてるってわかっていても、実際のテレビコメンテーターとかなり重なります。
好き勝手言ってんだなって。
別に発言しても、それに対する責任なんてないから、言いたい放題なんだって。
いかに自分の信念を持って、そういう発言を吟味しなければいけないかって思いました。

司令室。
稲峰司令が玄田隊長の昇格書類に署名してます。
そのそばに立つのは柴崎。
柴崎の立ち位置がはっきりした場面ですね。
これからは柴崎が情報部を背負って立つのかな?稲峰司令の期待が見えます。
柴崎の「初の女性司令」を稲峰司令がご存知とは、稲峰司令の情報網もすごいんですね。

夕暮れのグラウンド。
ひとりで ハイポートする郁。
身体を動かしていないと不安で不安でしかたないんだろうね。
もともと陸上をやっていた郁だから、走ることが一番自分を落ち着ける方法なんだろうな。

表情の変わらない堂上を見舞う郁。
きっと、教官の前では泣かないって決めたんだろうね。
先の見えないトンネルで、叫んで、喚いて、縋って、それで教官が戻ってくるならきっとなんでもしたんだと思う。
でも、それをしてもだめっだってわかっているから。
ああ、郁ちゃん成長したね、ほんとに大人になったんだね、って母親になった気分でしたよ。

夜の道場で、ひとり受身をする郁。
ここも堂上との思い出がたくさんあって、その中で身体を動かして、なんとか自分を保とうとしてるんだろうね。
教官が復帰したときに、なにも変わっていなかったら、あわせる顔がないからって。
柴崎がはだしだったので、すごくほっとしました。
道場って神聖な場所だから、せめて最低のルールは守って欲しかったから。

郁に「これ堂上の愛読書」って小牧教官が本を三冊渡します。
「十代の頃読んで、えらく感動したんだって」
そういう話を小牧と堂上はしていたんですね~萌えまくりですよ、ここは。
図書大時代のふたりを見たいと切に思いました。

三冊のうち、一冊は「坊ちゃん」だとわかるんですが、あと二冊はなんだったんだろう。
堂上教官の愛読書に恋愛ものはないと思うから(失礼千万)、太宰とか?
童話系だったら、宮沢賢治かな。
ハードカバーだし、三冊のうち二冊は検閲対象図書だというので、なんでしょうね。

「読み聞かせしてやってくれないかな」
うーん、小牧教官、それすごく不安なんですけど…
郁ちゃんがオープニングのナレーションやったときの、あのつっかえつっかえを想像してくださいよ。
ああ、漢字にはちゃんとルビが振ってあるんですね。

夕暮れの高架の向こうに見える看板
「MUSAYASAN」(ネコ?のマーク)と「CKIT」
なんの看板だろう?意味あるのかな?
(こういうところで遊ぶアニメってあるじゃないですか)

坊ちゃんを読み聞かせる郁。
表情が動かない堂上。
穏やかな風景が痛いです。

ぴくりと動く手。
玄田隊長の意識が戻った瞬間。
折口さんが玄田隊長の「ここ、は、」の問いに答えるせりふなんですが、アニメより原作のほうがよかったな。
アニメのせりふのほうが、よく聞く言い回しですが、原作のほうが悲壮感を感じるんです(個人的意見です)。
ふたりの「勘弁しろ…」「無茶した…」のやりとりが削られなくてよかった。

そして、任命書のシーンになったんですが…
ここだけは原作に沿って欲しかった。
きちんと指し棒で拝命しますって敬礼して欲しかった。
折口さんに稲峰司令引退の背景説明をさせたのはよしとしても、きちんと拝命シーンは欲しかったです。

稲峰司令引退を知らされたのがなぜ郁ひとりなんだろうと思っていたんですが、この後で講堂で稲峰司令の訓告があったので、稲峰司令の介添えを任命されてその事情説明だったんでしょうね。
このときも緒方副隊長、訓練服なんですよ…緒方副隊長の制服姿を見たかった。

郁が堂上のお見舞いに通うところを、テレビ局につけられていました。

というところで、半分です。

坊ちゃんの朗読。
頭をぽかぽか殴り…堂上教官の頭ぽかりはここが原点だったんですね。
きっと頭ぽんも。

坊ちゃんの「無法でたくさんだ」のところに赤波線。
堂上教官が感動してところってここなの!
無茶上等ってこと?

病院から出てきたところでテレビカメラを突きつけられる郁。
その映像を図書隊事務室で手塚たちも見ているって事は、夕方の報道番組ですね。

このとき、インタビュアーが本を踏むんですが、これには私もかーっと怒りました。
ものを踏みつけるという行為が、どれだけ冒涜なのかわかっていないんですもの。
しかも土足で。
それは、価値などないとする行為なんだよ。
本を丁寧に扱わない人を見ると、むかむかしてきます。
今回のこのシーンは、本当に頭にきました。

もちろんそれは郁も同じだったんだけど、堂上教官の教育の成果が出ましたね。
「どんな状況でも感情に負けない冷静さを身につけろ」
堂上教官、しっかり身につきましたよ。
本を胸に抱いて、教官の言葉を繰り返して、立ち上がる郁。
表情もアニメ当初よりずっと大人です。
自分の考えも、図書館の立場の上に立っての発言になっていて、立派でした。

で、ここでふと思ったのは、査問委員会でさんざん叩き込まれた図書隊にまつわるいろいろって無駄じゃなかったねってこと。
査問事件はいいことじゃなかったけど、しっかり身についたのはよかったんだよね。

で、ここでも思ったこと。
小牧の目って緑だったんだ…

手塚兄も見てたんだね。
「正論、それも図書隊側に言い分に過ぎん」
そして、認めるところは認める。
彼もまた、正論派なんだろうな。

正論にも、いくつもあって、たとえば数学の証明法がいくつかあるのと同じだと思う。
問題はひとつ。その道筋はいくつかあって、導き出される正答もひとつ。

手塚兄と小牧のディベートを見てみたいです。

図書隊事務室に戻った郁を迎える、緒方、柴崎、手塚、小牧。
緒方副隊長の「よくやった」って玄田隊長そっくりです。
柴崎の「すっきりした!」って笑顔が綺麗でした。

図書館休館日の稲峰司令最後の出勤日。
稲峰司令のモノローグはほぼ原作でした。

で、期待してた敬礼なんですが…
綺麗に整列してだったんですよ。
うーん、ここも原作がよかったな。
業務からあわてて並んで、ばらばらなんだけど、みんな感謝と尊敬の念で敬礼するっていう…

ここからは完全アニメオリジナル。
郁に届くファンレター…ってそのまま渡していいんですか?
もし、その中に良化隊関係からのが含まれてたら、危険じゃないんですか?
一応、検閲されたと思ってきましょう。

で、カミツレも届いています。
光ってるよ…きらきら。

堂上教官の病室にカミツレの鉢植えを運び入れる堂上班+柴崎。
私服のセンスをとやかく言うのは止めます…手塚…
加えて、気の利かない手塚…柴崎に耳を引っ張られての退室です。
ふたりの関係ってこうなんだね。ふふふ。

郁のモノローグ。
高校生のときの王子様じゃなくて今のあなたが好きです。
これって、革命のせりふですよね。
やっぱり革命まで持って行きましたね。うれしいやら悲しいやら、結構複雑です。
原作のハッピーラブエンドは革命があってこそだと思うから、危機までのエピソード+アニメオリジナルで革命のハッピーラブエンドに結び付けられるのは、納得いかないな。

やっとクリアな画面で見ることができた、郁高校時代の王子様。
堂上教官…がたいのいい手塚だ。
その髪型はいかがなものかと思いましたが。

郁の涙に堂上が「なんで泣いている」と問いかける。
それが戻ったサインなんですね。

エンディング曲が流れて、日常の描写。
世の中が変わったわけではない。
ただ、それぞれの中で少しずつ何かが変わった。それだけ。
でも、そのわずかな変化が未来につながる。
そんなエンディングでした。

最後の最後、ハイポートで堂上教官に突進する郁。
躓いて、堂上教官の胸にダイビング♪お約束ですね。
触れるか触れないか、思わせぶりなエンディングラストでした。

最終話で印象的なのは、BGM です。
映画っぽいという表現でわかっていただけるかな?
アニメだと、サウンドトラックということで、同じ曲が使われることが多いんですが、今回はアレンジされたものが多くて、今までとはまったく異なった印象を受けます。
音楽担当もがんばったんですね。


終わって、いろいろ思うところはあるけれど、総じてアニメはアニメとしてよかったんじゃないかと思いました。
原作というより原案といったほうが近いとも思いましたが。
郁ちゃんの成長が見れたし、柴崎も手塚も、ぐっと身近になったし。
小牧教官が原作よりソフトに感じたのは、毬江ちゃんが登場しなかったからでしょうね。
OVA の恋の障害でどこまでハード小牧が見れるか、楽しみです。

そしてもうひとつ思うこと…
浜名さん、またやってくれましたね…
あにぷりのときも、二次創作を超えるアニメオリジナルをこさえてくださって、図書館戦争でも二次創作を軽く超えてくれるエンドでした。
記憶喪失ネタは二次創作ではお約束のようにあるんですが、オリジナルでやられちゃうとは!
ありがとうございました!


ここまで長々とお付き合いいただきありがとうございました。
いろいろ勘違いしていたり、日本語のおかしなところがあったりしてます。
しかたねぇな、とやさしくスルーしてやってください。

それぞれみなさんの心にある感想が、本当の感想だと思います。
その感動を胸に、これからも図書館戦争を愛していきましょうね♪
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